建築コラム

沖縄 モダン建築|観光で訪れたい7つの建築名所

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「沖縄には青い海やビーチだけでなく、歴史とデザインが融合した近代建築が数多く存在することをご存じですか? でも、どこに行けばその魅力的な建築に出会えるのか分からない…とお悩みの方も多いでしょう。

実は沖縄には、戦後の復興を象徴する建物や、独自のモダン建築が点在しており、観光スポットとしても十分楽しめるツアーが組めるのです。

この記事では、建築好きの筆者が厳選した「沖縄の近代建築を巡るツアープラン」をご提案します。

訪れるべき建築の見どころをしっかりお伝えするので、迷わず効率よく巡ることができますよ!

「ただの観光に飽きた」「沖縄の新しい一面を知りたい」というあなたにぴったりの内容です。ぜひ最後までご覧ください!」

沖縄 モダン建築とは?その魅力と楽しみ方

沖縄のモダン建築は、戦後復興の歴史や「沖縄らしさ」と「現代デザイン」が融合した美しい建物が多いことが特徴です。

一般的に沖縄観光といえば海や自然を思い浮かべますが、実は建築巡りも楽しめるポイントがたくさんあります。

モダン建築の魅力

  • 歴史背景:沖縄戦後の復興で生まれた、独自の建築スタイル。
  • デザイン性:「赤瓦屋根」と現代的なデザインが一体化した建物。
  • 訪れやすさ:観光地や公共施設として多くの人が訪れる場所も多い。

効率よく回ることで、短い時間でも沖縄の近代建築の魅力を感じられます。「観光+建築巡り」の新しい沖縄旅行を楽しんでみませんか?


沖縄 モダン建築 7つの観光名所を紹介

沖縄のモダン建築を7つの観光名所としてご紹介します。それぞれ独自のデザインや歴史的背景があり、見るだけでその土地の物語を感じられるでしょう。

※訪問前に各施設の公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。


1. 沖縄県立博物館・美術館|モダンなデザインが魅力

沖縄県立博物館・美術館は、現代の建築技術と沖縄らしさが見事に融合した施設です。

外観は沖縄の伝統建築「琉球石灰岩」をイメージし、重厚感のあるデザインが特徴です。

この博物館では以下のような楽しみ方があります:

  • 建築美:「切り取られた空間」と「光の差し込み」が美しい内部構造。
  • 文化体験:沖縄の歴史やアートが展示されているため観光と学びを同時に体験。
  • 写真映え:外観のユニークな形が、観光写真のスポットとしても人気です。

観光ついでに建物の細部まで観察してみてください。特に日が差す時間帯は、建物が一層美しく見えます。

沖縄県立博物館・美術館

引用:沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

沖縄県立博物館・美術館

  • 公式サイト: https://okimu.jp/
  • 営業時間:
    • 火曜日~木曜日、日曜日: 9:00~18:00(入館は17:30まで)
    • 金曜日・土曜日: 9:00~20:00(入館は19:30まで)
    • 休館日: 毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日または振替休日の場合は翌平日が休館)
    • 年末年始休館: 12月29日~1月3日
    • 詳細情報: https://okimu.jp/guide/information/

2. 沖縄県庁舎|伝統と現代が交差する建築の象徴

沖縄県庁舎は、沖縄の伝統建築とモダンなデザインが融合した、黒川紀章氏設計による独創的な建築物です。

観光地としてあまり知られていませんが、その斬新なデザインは建築好きなら必見のスポットです。特に、赤瓦風の屋根や白い外壁が沖縄らしさを感じさせつつ、近代的な建築技術が取り入れられています。

この建物の見どころを挙げると、以下のポイントが挙げられます:

  • 伝統とモダンの融合:沖縄の赤瓦屋根を思わせるデザインが、伝統と現代を見事に調和させています。
  • 都市のシンボル:県庁舎という公共性の高い施設が、美しい建築物として地域のランドマークになっています。
  • 写真映えする外観:緑豊かな周囲の景観とも調和し、訪れる人を魅了します。

観光で訪れる際には、建物の正面から全景を眺めるのがおすすめです。

特に晴れた日には、青空と赤瓦風の屋根のコントラストが一層美しく映えます。また、県庁舎の周辺には「県民広場」や那覇市役所など、興味深い建築物が点在しているため、散策を楽しむのも良いでしょう。

アクセスも便利で、ゆいレールの「県庁前駅」から徒歩5分と、観光の合間に気軽に立ち寄ることができます。那覇市中心部にあるため、近隣の飲食店や観光地と合わせて訪れるのもおすすめです。

沖縄旅行で、海や自然だけでなく、歴史と現代が交錯する建築美を感じたい方にぴったりのスポットです。ぜひ次の沖縄旅行で訪れてみてください!

沖縄県庁舎

沖縄県庁舎

  • 公式サイト: https://www.pref.okinawa.jp/
  • 営業時間:
    • 平日(月~金): 8:30~17:15
    • 休庁日: 土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

3. 首里城 龍潭池周辺|伝統とモダンの融合建築

首里城は伝統建築の代表ですが、その周辺には「龍潭池」を中心にモダンな要素が加えられた建築群が点在しています。

見どころは次のポイントです:

  • 伝統と現代の融合:琉球建築の赤瓦屋根と新しい構造が調和している点。
  • 風景美:池に映る建物の姿が非常に美しく、観光スポットとして人気です。
  • 散策コース:池周辺を歩くだけで、建築と自然の美しさを両方楽しめます。

首里城観光と一緒に、ぜひ建築にも目を向けてみてください。

首里城公園

引用:龍潭(県指定史跡) | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

首里城公園


4. 琉球大学 附属図書館|沖縄らしい建築デザイン

琉球大学附属図書館は、学生だけでなく観光客も楽しめる現代建築です。琉球石灰岩を使い、地域の自然と一体感があるデザインに仕上がっています。

この建築の魅力は:

  • 地域との調和:自然素材を活かした沖縄らしいデザイン。
  • 広々とした空間:内部は開放感があり、光が美しく差し込む造りです。
  • 学びの場として:観光客でも自由に入れるため、気軽に見学が可能です。

訪れた際は、図書館の外観だけでなく内部の美しさも堪能してください。

琉球大学附属図書館

琉球大学附属図書館|西原町・図書館

琉球大学附属図書館


5. 那覇空港ターミナル|モダン建築を身近で堪能

那覇空港ターミナルは、沖縄の玄関口にふさわしいモダンなデザインが魅力です。

特に国内線ターミナルは沖縄らしさを意識し、観光客を迎え入れる役割を果たしています。

ポイントは:

  • 沖縄らしい建築美:外観の大きなガラス窓や内部の開放的な造り。
  • 観光スポット:空港内には沖縄文化を感じられる装飾や展示が多数あります。
  • アクセスの良さ:飛行機の待ち時間でも気軽に楽しめる場所です。

旅の始まりや終わりに、モダンな建築美を堪能してみてください。

那覇空港ターミナル


6. 万座毛周辺のホテル群|リゾートに映える建築美

万座毛周辺には、美しい自然と調和するリゾートホテルが数多くあります。これらのホテルはデザイン性が高く、建築美を楽しむ観光スポットにもなっています。

おすすめポイントは:

  • 自然との融合:大きな窓やテラスから海や崖の景色を堪能。
  • リゾート建築:近代的な建物が多く、快適さと美しさを両立。
  • 宿泊体験:実際に泊まることで、建物の魅力を隅々まで感じられる。

観光のついでに、万座毛の絶景とともに建築美を楽しみましょう。

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート

フー リゾート フチャク コンド・ホテル


7. 嘉手納町のカトリック教会|静寂のモダン建築

嘉手納町にあるカトリック教会は、シンプルながらも美しいモダン建築です。観光地としての知名度は低いですが、建築の魅力を存分に感じられる場所です。

見どころは:

  • 静寂な空間:シンプルな造りが心を落ち着かせます。
  • 美しい光の演出:窓から差し込む光が、教会内を優しく照らします。
  • 沖縄らしい素材:地元の建材を使い、温かみのあるデザインに仕上がっています。

静かな時間を過ごしながら、建築の美しさを感じてみてください。

SE構法の教会の事例紹介「嘉手納バプテスト教会 大湾東チャペル」 | 耐震構法SE構法 大規模木造建築

営業時間: 一般的に、日曜日のミサは朝9:00頃から行われることが多いですが、詳細は直接教会にお問い合わせください。


まとめ|沖縄 モダン建築で新しい沖縄を発見しよう

沖縄には、自然だけでなく「観光で訪れたいモダン建築」が数多くあります。ぜひ次の沖縄旅行では、建築巡りをプランに加えてみてください!

  • この記事を書いた人

かん

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設備設計一級建築士として、建築設備の設計の仕事をしています。

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