問11 蓄電池
設問は発電機は組み合わせていない蓄電池設備単独電源が条件
非常用照明は容量30分以上が必要なので、10分では不足
問12 分電盤 不適切箇所の指示
予備電源に係わる分電盤は、火災時にも予備電源の供給を行うため、耐熱性能が要求される
設問では事務室内に非常照明用の分電盤を設置しているが、事務室は居室にあたる
居室では一種耐熱型が必要な性能であるが、設問は二種耐熱型分電盤
耐熱性能は下記の通り
強 一種>二種>一般 弱
問13 避雷針
避雷針高さは地上から43m(26+7+4+6)
保護角法で保護できるのはレベルⅣで35°まで
設問では45°保護しているので不適切
問14 非常用照明
設問分より、非常照明が必要な避難階
非常照明が必要なのは、対象建築物の居室
トイレは居室でないためなくてよい
床面積が30㎡以下の居室
居室から地上に通ずる部分に非常用の照明装置が設けられている
応接室が該当しているので非常照明免除が可能
避難階であるため、屋外までの歩行距離が30m以下であれば非常照明不要
廊下、階段などの避難経路部分は非常照明の設置が必要
事務室1,4,5は免除が可能 ※会議室は無窓居室であるため免除できない
前室は事務室4の避難経路となる→非常照明が必要なので不適切
問15 設備関係規定 不適切箇所指示
A:建築基準法による防災設備と適用予備電源についての表より、OK
B:JIS A 4201-1992 を採用できる場合は、保護レベルの計算により
想定落雷回数が許容落雷回数以下の建築物および増築などに限られている→NG
C:建築基準法による防災設備と適用予備電源についての表より、OK
D:非常照明(電源別置型)の電源分岐配線で、居室内(区画なし)のため、
配線の耐熱階級はFc
ただし、不燃材料で造られた居室の天井内に布設してあるのでFAとしてよい
二種ビニル絶縁電線を用いた金属管工事はFAに該当する→OK
関連記事
過去問の出題傾向を把握するにはこちらをチェック