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【設備設計一級建築士】法適合確認の勉強方法|効率的な学習で合格を目指す

転職

はじめに

設備設計一級建築士の試験は、公私ともに忙しい世代が受験することが多いため、効率的な学習方法が求められます。特に法適合確認の試験は、講習テキストを持ち込める形式ですが、その分テキストの使い方が重要です。

本記事では、短期間で効果的に合格を目指す勉強法について詳しく解説します。

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設備設計一級建築士試験の特徴と学習のポイント

試験の特性を理解する

設備設計一級建築士の試験には以下の特徴があります。

  • 講習テキストを持ち込める
  • 問題のパターンが決まっている
  • 時間配分が重要
  • 計算が必要な問題が多い

これらの特性を踏まえた上で、効率よく学習するための戦略を立てることが合格への近道です。

法適合確認試験|講習テキストを最大限活用する

講習テキストの構造を理解する

講習テキストを持ち込めるとはいえ、試験時間内に素早く該当箇所を見つける力が不可欠です。そのため、以下の点を意識しましょう。

  • 法文の構造を把握する(条文の流れやポイントを押さえる)
  • 索引や目次の活用方法を習得する
  • 自分が素早く見つけられる工夫をする

テキストの作り込みが重要

建築士試験の法令集と同じように、講習テキストを自分専用にカスタマイズしましょう。

  • 重要な法文にマーカーを引く
  • 計算問題で解いたものを直接書き込む
  • 自分で法文を表としてまとめて書いておく

こうすることで、試験本番に迷うことなくテキストを活用できます。

3. 効率的に問題を解く流れ|パターン別に攻略

設備設計一級建築士試験では、出題のパターンが決まっています。解答の流れを統一することで、迷いを減らしスムーズに解答できます。

【問題を解く流れ】

  1. どのパターンの問題か判断する
  2. 講習テキストの該当ページを開く
  3. 設問の数値や文言を確認し、間違い探しをする

この流れをスムーズにするため、事前準備が大切です。

4. 試験本番に向けた準備|事前対策を徹底する

\事前に必要なものを準備/

① 付箋を活用する

テキスト内の重要ポイントに付箋を貼り、すぐに開けるようにすることが重要です。付箋の貼り方については、別記事で詳しく解説します。

② 計算問題はテキストに書き込む

過去問で解いた計算問題の計算式を講習テキストに書き込むことで、試験中に迷う時間を削減できます。

③ 文章問題の対策

文章中の不適切な箇所を指摘する問題は、適切・不適切を確認できたら文章部分にラインマーカーを引くと、試験本番で探しやすくなります。

④ 計算記号の整理

計算問題で出てくる記号(高さ H など)については、下記3か所をを同じ色でマークしていくことで、設問で与えられた数値を計算式にあてはめるのがすばやくできるようになります。

  • 図中
  • 計算式部分
  • 記号の定義部分

5. 時間配分のコツ|最適な解答順序を見極める

試験開始直後の行動

  1. 全体の問題をざっと見渡す
  2. 得意な分野から解く
  3. 行き詰まったらすぐに次へ進む
  4. 解答を確信したら即記入し、後で再確認

計算問題の対処法

  • 関数電卓の使い方に慣れておく
  • 数値が極端におかしい場合(設問の数値と桁数が異なるなど)は、計算ミスの可能性を疑う
  • 計算ミスの検証は時間がかかりがちなので、一旦飛ばすのも選択肢の一つ。

6. 設問を読むコツ|問題文を的確に把握する

① 不適切な箇所を指摘する問題

不適切部分の指摘だと思い込みすぎず、問題の出し方が変わっても柔軟に対応できるように、いつもと違う問題の出し方だと気づいたら、読みながら波線を引くなど視覚的に整理するのが有効です。

② 選択肢問題の対応策

  • 法文まで確認できていない選択肢は、仮で判断し大きく△印をつける
  • 全体を解き終えた後、改めて確認する。

7. 実戦形式での演習|試験慣れをする

① 過去問や模試を活用する

  • 最低でも3年分の過去問を解くのが理想。
  • 問題傾向を把握するのに2年分、時間を測って解くのに1年分を活用する。

② 初見の試験問題を時間を測って解く

試験前に、一度は制限時間内に解いてみることが重要です。

  • 意外と分かっていなかったことに気づく
  • 考えるのに時間がかかる問題を特定できる
  • 試験本番の時間感覚を掴む

試験元からは前年度の1年分しか入手できません。そのため、以下の方法で過去問を確保しましょう。

かん
かん

試験元からは前年度の1年分しか入手できません

そのため、職場や関係者から譲ってもらうなど何かしら手段を考えておきましょう。

補足

出題傾向はほぼ変わっていないので、直近の過去問でなくても大丈夫です。

ただし、古い過去問は講習テキストの改変によって今のテキストでは正誤の判断が難しい場合があります。
深追いしないようにしましょう。

まとめ|効率的な学習で合格を目指そう

設備設計一級建築士の試験は、持ち込み可能な講習テキストの使い方が合否を左右します。

事前にテキストを作り込み、問題のパターンを理解し、時間配分を意識した学習が重要です。

  • 講習テキストを活用する工夫をする
  • 解答の流れを確認する
  • 過去問を活用して試験慣れする
  • 試験中は、時間を意識し、優先順位を考える

効率的な学習で、確実に合格を目指しましょう。

参考記事

  • この記事を書いた人

かん

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